故・安倍晋三元総理を語る。
2022年7月8日。一人の政治家が命を絶たれた。この問題について今回、青木が語る。
「安倍さん面識もありましたよね? この事実、率直にどう思われました?」
――もちろん、公私ともにお会いする機会はありました。本当にこれまで、様々なことでご支援いただきました。
安倍さんのイメージとしては、本当に近くまで来ていただいたような印象でした。2022年5月25日ご当地下関にて、第59回全飲連全国山口県大会が開催されました。
テーマは「飲食業界復興の狼煙は山口から集え。山口へ」
――ここに1200名の組合員が集まりました。その同志を前にして、コロナに負けない力強いメッセージを安倍さんからいただきました。組合員の新年会にもご参加いただきました。本当にいつも面倒見ていただいたなという思い出です。
事件自体は本当に理不尽。悔しくて悔しくて、悔しくてなりません。未だに喪失感は多分にある。
藤フーズにも視察に来て見守ってくれた安倍元総理
「藤フーズへいらっしゃったこともあります?」
――2021年10月藤フーズの新工場へ視察いただいたときの写真が今手元にあります。安倍さんが優しい眼差しで私たちの職人がふぐの身欠を引いてる姿を見守っている写真です。
いい写真ですよね。こういう人がなんでこうなるんかなあ。
安倍さんのイズムを継いだ人間になりたい
「下関の飲食店にとっても影響は大きい?」
――まさにそのとおりで、下関にとっても、飲食業にとっても大きいです。自民党生活衛生議員連盟でも世話役をしていただいていました。安倍さんは下関でご飯をよく食べていらっしゃいました。その姿もやっぱり本当に近くまでお越しいただいていたんだなと、今振り返るとそう思いますね。
私も社長をやらせてもらっていますし、他にも代表ポジションで振る舞うことが多くなりました。私の振る舞いを振り返ると、無論比べることも失礼なのは重々承知しているけれども。せめて安倍さんなき今、安倍さんのイズムを継いだ下関の人間になりたいなと思っております。そんな下関をこれからも見守っていただきたいなと思います。